八木外科クリニック

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脾臓摘出術

 腹腔鏡下脾臓摘出術は血液疾患の診断、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の治療などを目的に1991年以降行われるようになってきました。豊富な血流と後腹膜臓器としての解剖学的位置が手術の困難度を増してきました。機械の進歩で、ずいぶんと安全に手術が行われるようになってはきましたが、出血に対する注意は依然必要です。また、摘出した脾臓を体外に取り出す必要があります。ITPの場合、脾臓は大きく腫大していませんが、その他の血液疾患不随の場合は1000g以上にまでも腫大することがあります。#1)小さい場合はその分小さな傷で取り出せますが、大きな場合は5-6cmの切開が必要となることもあります。しかし、従来の開腹方法では20cm程度までの切開が必要となり、明らかな切開創の差があります。また、胆石を併発することもあり、腹腔鏡下に同時手術をすることも可能で、数例ではありますが同時手術も経験はあります。

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