〒930-0065
富山市星井町2-7-39
TEL:076-422-0055
FAX:076-422-5888
当院での手術
当院では以下の手術が可能です。お気軽にご相談ください。
・内視鏡外科手術
内視鏡を用いた手術です。詳しい説明が下の方にありますので、興味のある方はご一読ください。
・腹腔鏡以外の手術として以下の手術も可能です
通常の胃、大腸、直腸手術。乳腺、甲状腺手術。
鼠径ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニア手術。
平成18年8月〜平成20年8月までの手術の実績
鼠径ヘルニア手術(腰椎麻酔、局所麻酔):63例(67件) 術後平均在院日数:4.5日 (注1)
大腿ヘルニア手術:1件 術後平均在院日数:4日
腹壁瘢痕ヘルニア手術(全身麻酔):1件 術後在院日数:8日
両側腹腔鏡下 鼠径ヘルニア手術(全身麻酔):5件 術後在院日数:4.88日
腹腔鏡下両側鼠径ヘルニア手術+皮下腫瘍剔出術(全身麻酔):1件 術後在院日数:10日
腹腔鏡下胆嚢摘出術(全身麻酔) :5件
術後在院日数:4日
人工肛門閉鎖術(全身麻酔) :1件
人工肛門造設術(全身麻酔) :1件
注1 全身麻酔でなく、他手術と同時でなく、合併症の無かっ
た例
手術関連記事
平成19年1月27日 開業以来最初の腹腔鏡下手術をアップしました
平成19年7月18日 腹腔鏡下手術の状況をアップしました
平成19年8月3日 腹腔鏡下胆嚢摘出術をアップしました
内視鏡外科手術
内視鏡外科手術とは腹腔鏡、胸腔鏡、関節鏡、尿道鏡などの内視鏡下でテレビモニターの画面を見て行われる手術を総称して言います。その利点は「小さなきず」で手術が可能なことです。傷が小さいと術後の傷の痛みも少なくなります。傷も見えにくく、大げさにいえば温泉で他人と一緒に湯船につかっても、手術したことが全くわからない人もいます。しかし、欠点として特殊な機械、特殊技術の習得が必要な点と、従来のおなかをあける手術よりも手術時間が長くなることです。しかしながら、十分な技術を身につけた外科医のもとで行われれば、安全で、手術時間の短縮も可能です。
腹腔鏡下手術を理解する上で是非とも必要なことは、この手術は特殊な機械の存在無くしては成り立たない事です。手術の視野を映し出すテレビモニター、光源、腹腔鏡につける CCDカメラと受像器、二酸化炭素を使用する気腹器(おなかを膨らませて視野を得るため)などの外部機械と、手で操作するための数々の手術器具(長い柄のついたピンセットやハサミなど)が必要です。気密性を保ちながら腹腔鏡や手術器具を出し入れするトラカールといった道具。一般の手術では血管は糸で縛って(結紮)切る(切離)操作が、腹腔内では結紮に替わるクリッピングや、止血を行うための器具、洗浄吸引を兼ね備えた電気メスなども必要です。なかでも超音波切開凝固装置の開発が、腹腔鏡下手術の適応を飛躍的に伸ばしました。これは超音波振動で血管の蛋白質を変性凝固させて止血し、切開する装置です。手術機械、器具の進歩によって消化器癌に対する腹腔鏡下手術の適応が飛躍的に拡大しました。癌の進行度に応じた、オーダーメイド手術の概念の受け入れが進んだことも適応拡大の一因です。今後は機械の改良、開発と同時に、腹腔鏡下と開腹手術の両者の技術面を併せ持つことで、この手術方法が安全であると皆さんに認められるものと考えます。
代表的な内視鏡手術
胆石関連手術 外科手術で、最も早く腹腔鏡下手術が導入された分野です。日本では1990年頃から開始されました。現在では全国各地で胆石手術の8-9割が腹腔鏡で行われています。胆嚢の炎症が強くない時は全く安全に行える手術です。しかし、何度も繰り返す胆石の発作を放置していると、高度の胆嚢炎を併発し、腹腔鏡の手術が困難となります。早い時期の手術をおすすめします。この手術は1206mmの4カ所の傷で胆嚢を剥離して、切除、取り出す手術です。ただし、胆石が大きいときは臍の下にできる傷を胆石の大きさ分に広げて取り出します。抜糸しない方法で傷を閉じますので、術後4日程度で退院できます。もっと読む
|
胃手術 胃癌の手術を論じるに当たっては、胃癌の進行度と病期分類にもある程度ご理解を頂かねばなりません。といいますのも、現在は進行度に応じたオーダーメイドの手術を提供する時代で、その中に腹腔鏡手術が組み込まれているからです。胃壁の構造は解剖学的に内側から、粘膜固有層(M)、粘膜下層(SM)、固有筋層(MP)、漿膜下層(SS)、漿膜(S)となっており、これに応じて癌の胃壁深達度(T)が設定されています。ちなみに早期癌とは癌が粘膜と粘膜下層にとどまるものをさし、T1と表現されます。これ以外に、リンパ節が胃癌の発生部位に応じた領域別に分類されています。さらに、腹膜転移、肝転移、遠隔転移なども考慮されて、病期分類がされています。もっと読む |
大腸手術リンパ節郭清(癌の手術では一定範囲で周囲のリンパ節を臓器とともに切除してきます)が解剖学的にやりやすいので、胃癌の手術よりも早い時期に腹腔鏡補助手術が導入されました。切除した大腸を取り出して、おなかの外でつなぎ合わせて戻すことが基本です。そのために5cm程度の補助切開が必要となります。手術が割と容易なために早期癌以外に進行癌に対しても積極的に行われています。しかし、これにも病期を判定した上での適応が無難です。もっと読む |
食道裂孔ヘルニア手術 食道と胃の移行部が緩く、閉まらないために胃が食道方向(胸の中)に引っ張り上げられ、胃液の逆流症状の胸焼け、吐気、嘔吐、頑固な咳などの呼吸器症状などが治まらない病気です。高齢の方の病気と思われていましたが、最近若い人にも増えてきました。もっと読む |
鼡径ヘルニア手術 「脱腸」と呼ばれている病気は正式にはそけいヘルニアと言います。ヘルニアは組織の弱い部分が次第に広がって、お腹のなかの組織が外側に飛び出してくる状態です(本来正常にあるべき位置から逸脱することが語源です)。もっと読む |
腸管癒着症(腸閉塞)手術開腹手術後に何度も繰り返す腸閉塞は、手術が原因で生じた癒着のために発生します。癒着が広範囲でなければ、1cm程度の傷が3-4個ですむ腹腔鏡下癒着剥離術を行うことが可能です。もっと読む
|
精索静脈瘤手術 精索静脈瘤は男性不妊の原因の一つで、精管周囲の静脈瘤のために精子の数、運動能力などが低下する病気です。静脈瘤を切除する手術で、多くは改善します。もっと読む |
脾臓摘出術 腹腔鏡下脾臓摘出術は血液疾患の診断、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の治療などを目的に1991年以降行われるようになってきました。豊富な血流と後腹膜臓器としての解剖学的位置が手術の困難度を増してきました。機械の進歩で、ずいぶんと安全に手術が行われるようになってはきましたが、出血に対する注意は依然必要です。もっと読む |