鼡径ヘルニア(いわゆる「脱腸」)
ヘルニアはおなかの組織の弱い部分が次第に広がって、おなかのなかの組織が外側に飛び出してくる状態です。睾丸がおなかの中から陰嚢へ移動した経路に当たるため、元々弱い組織で、発生学的に男性に多い病気です。成人のヘルニアは自然に治ることはありません。嵌頓(おなかの臓器がはまりこむ)の危険もあります。また、どんどん大きくなってきます。したがってどうしても手術が必要です。手術方法には以下の種類があります。
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メッシュ法:プラグ、クーゲルパッチなどの名称の特殊な形をした網で、ヘルニアの穴をふさぎます。全世界で最も広く用いられている方法です。入院期間はおよそ6日です。
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腹腔鏡法:臍下に直列に1cmの傷を三カ所作って、内部からヘルニアを観察して穴をメッシュでふさぎます。高齢、両側例、再発、反対側発生危険例(腹部手術既往、ヘルニア部分の組織が弱い、喘息、前立腺肥大など)の人に適応があります。入院期間はおよそ6日です。再発率の最も低い手術方法です。
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従来法:嵌頓例などに用いられます。ヘルニアの穴を含めて皺胃組織を7針くらいの糸で縫い縮める方法です。緊張がかかるために、術後の痛みも1)2)よりもひどく、再発率も全国的には2-3割といわれています。最近は嵌頓例など、特殊な時以外用いられません。
手術は長谷川病院さんに入院していただいて、私が行います。
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メッシュ プラグ |
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ダイレクト クーゲル パッチ |

